ガヨデリック/GAYODELIC/가요데릭
ガヨデリックは 日本人3名在日韓国人1名の韓国歌謡を演奏するユニットです。 2000年から2002年の約2年間、日本、主に東京で活動していました。
当時は日本で韓国音楽や文化に興味を持っている人達は少なく、 もちろん"韓流ブーム"なんてものは微塵もなく、 韓国といえば「近くて遠い国」「焼肉食べてショッピング」というステレオタイプのイメージしかありませんでした。 私もご多聞にもれず1999年に友達と焼肉ツアーで初渡韓したのでした。 そのときに弘大あたりの街角で流れていたのが韓国歌謡でした。

それまで私はブラックミュージックや仕事(テクノモーターっていう音楽制作ソフトを作っていた) でクラブミュージックなどを中心に相当音楽を聴いていましたが そのときの衝撃はダブミュージックを聴いたときと同じ位の衝撃でした。 何なんだこれは!!
日本海、あるいは東海を挟んだ黄色人種のDNAレベルでのディレイがエコーチェンバーを通して私の耳には響いた訳です、ここ試験に出ますよ。
その頃は韓国歌謡が非常に面白い時期でした。 でも韓国からメジャーアーティストが来日してライブをするなんて機会は年に1回くらいしかありませんでした。 だから普段はインターネットで情報を探し、大久保のまだ小さかったコリプラで人気歌謡のビデオを500円で買ってきたり (当時の部屋はケーブルテレビでKNTVは見れませんでした)年に3回位は韓国CDを買出しに行ったりしていました。 KoreanBeatとかKoreanFanだったかそんな薄っぺらい雑誌も出たりしたけどすぐなくなりましたしね。 韓国語も少し勉強しましたよ、もちろん挫折しましたけどね。
そんな中でオムジョンファを表紙にちゃんとした雑誌の体裁で発行されたホットチリペーパーは私にとってはちょっとした事件でした。
1999年には赤坂BLITZ「Superstar from SEOUL 99」というイベントがあって CLONE/1TYM/パンミギョン/オムジョンファといった韓国歌謡のアーティストを私は初めてて生で大音量で見て感激したものでした。
そんな韓国歌謡をクラブイベントとして主催している阿部さんaka.DJ.KIMTUKと知り合ったのもその頃です。 自分も何かしたい、そんな単純な想いからガヨデリックを結成し韓国歌謡クラブイベント「絶対大韓ディスコ!」を 2000年の4月にやっちゃったんです。
ガヨデリックのメンバーはCHINO(VOCAL) FJT(TRACK,DUBMIX,DJ) YO!G(GUITAR) TANE(KEYBOARD)の4人。(並び順)
このサイトは今まで私(FJT)がしてきたことを整理し次に進むためのケジメです。 自分のためにやっています。マッチもケジメなさいって言ってますし。古すぎるね。

ガヨデリックで表現したかった事はなんだったんだろう。
もっとうまくできたはずだよな、、とか。
生まれてから今まで聴いてきた音楽の記憶。
それこれが頭の中でごちゃ混ぜになり、、、

今また何かの音が頭に鳴りだしています。
楽器の編成もなんとなく見えそうな気がしています。

それを形に出来るかはわかりませんがとりあえず前に進むための踏み台昇降運動、 韓国風にいえばセマウル運動みたいなモノかな、知らんけどね。
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